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立岩陶芸クラブ

発想の転換で都会から篠山に、金持ちではなく時間持ちを求めて農業と陶芸にいそしむ。
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知足谷の村々

                  知足谷では一番奥の丸山集落

 

 

  私が住む知足谷の鷲尾集落は、篠山市中心部から2.5キロほどの近さである。知足谷という地名は地図上にはありません。それではなぜそのことが分かったのかというと、私が自分の所有地する山の木を使って掘立小屋を建てましたが、その時に引いた電柱に知足谷というプレートが貼ってあったのです。「ここは知足谷と言うのか」と言うのが私の最初の印象でした。

 

 この知足谷には、入り口側から、佐倉・大谷・鷲尾・知足・丸山と言う5つの集落があります。

 一番有名なのが谷の最奥にある丸山です。ここは現在5件程度で「限界集落」(村を維持するのは無理・限界である)と言われています。ですがそれを逆手に取って「農家民宿」を運営して篠山では有名になっています。 

 

 またこの丸山のその一番奥に、ミシュランで1つ星を取った蕎麦屋「ろあん松田」や、フランス料理店「ひわの蔵」などもあり、篠山の奥座敷としていま売り出し中なのです。

 

 

  ミシュラン1つ星のそばや・ろあん松田

 

 

      フランス料理「ひわの蔵」  

 

 

         同じく奥から2番目の谷の名前の由来となった知足集落

 

 

 知足谷と命名されたと思われる集落が、奥から二つ目の知足集落です。私は「知足」を「知が足りない」と読み大変「差別的な地名」であると最初は感じました。

 

 

             奥の知足集落側からわが掘立小屋を写す

 

 

 そこで、勇気をもって知足の小谷さんと言う友達に、そのことを聞いてみました。

 その人は「田中さんあんたの読み方が違う」と言われました。

 どう違うのか。

 漢文では、後ろから読む読み方がある。

 例えば。「知足」。前から読めば集落の名である知足(ちそく)

 漢文で読めば「足知」(そくち)嚙み砕けば「足るを知る」

 

 私にとっては、目からうろこが落ちた程度ではなく「青天の霹靂」でした。そして自分の知識のなさを恥じました。

 

 聞いてよかった。間違ったままでいつまでも「もやもやしたもの」「間違った考え」を持たなくてよかったと思います。

 この知足と言う集落の名前は、昔この集落の上の山に「禅寺」がありその教えから、知足とつけられたようです。いつの時代かは知りませんが、その禅寺はその後、京都に行ったのだと聞きました。

 

 現在で京都の禅寺「竜安寺」の蹲(つくばい)に「吾唯足知」とあるのが有名です。

 これの意味は「我ただ足るを知る」

 

 自分に何が必要なのか、そのことを知っている人がどれほどいるのか。

 知りたいとは思いますが、私も知りません。

 この事が解れば自分には何があれば足りるのかという事も解るのだろうと思います。

 

 知足の次の集落が鷲尾の集落です。

 

   この鷲尾と言う名は源平合戦で源義経に従い、須磨の浦一の谷への逆落としの道案内に立ったのが鷲尾三郎義久であったと言われています。その屋敷跡がいまでも鷲尾集落の山麓にあります。

 

 また篠山城築城のおり、その石垣を切り出した採石場も鷲尾にあったと言われているらしいです。 

 


            谷入り口から3番目私が活動している鷲尾の集落です私の小屋は右側

 

 

 

 鷲尾三郎義久のいわれを書いた石碑とプレート

 

   

           鷲尾三郎義久の屋敷跡と石碑とプレート

 

 

 その次が大谷です。谷入り口から2番目右側に集落はあります。いつも小学校の子供たち5人ほどが集団登校しているのと、私は小屋への出勤時に出会います。

 

 ほのぼのしていますね。

 

 

      知足谷の奥に向かって道路右側にある大谷集落

 

 

  知足谷入り口左側にある集落佐倉です。とらさんの「さくら」ではありませんが、さくらと言う響きはなぜかホッとするものがあります。

 

 寅さんになって「さくらお兄ちゃんだよ」 などと言ってみたくなります。

 

 そしてなぜか八重「桜」が咲いているのです。

 

 

             八重桜が満開の佐倉の集落

 

 

   ABCマラソンの通り道、鳳鳴高校横「三嶽食堂」の左側の道県道544号線を入っていくと、佐倉の集落に入る前に大賈神社(おおひるめ)があります。

 

 

                 大賈神社(おおひるめ)

 

 

 ここが知足谷の入り口です。「足るを知る世界」にどうぞ足を踏み込んでください。私はまだその世界に到達せず属世界の金銭欲にどっぷりつかって、おぼれていますが。

 

 これから、「足るを知る」という哲学的な課題に到達できるよう、あがいてみたいと思います。アデヨス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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